ブログトップ最新記事バナー

 

 

いつもお世話になっています。

札幌中央卸売市場の

青果(野菜、果物)仲買、

木内商店のカズです。

7月6日の記事ですが、

更に相場が高くなる

ということで

 

市場とお店の対処法

を記事にします。

 

市場関係の皆様方、

本日は一般のお客様

向けに

市場のなるほど

の記事です。

復習がてら

当たり前の記事にも

お付き合いください。

 

昨日の記事で

大根の入荷(高値)

に触れましたが

本日は更に高く

なってる!!

 

そんな時は市場では

どうなるかというと

 

売れ筋の大根の

サイズ(規格)が

2L→L

L→M

と小さくしてお店

での価格を安く

しようとします。
(小さいサイズの
大根は1箱に入って
いる本数が違うので
安く売れます)

DSC_0002

(写真はイメージです)

 

実際にお店でも

新聞の折り込みチラシで

値段を謳った後に

価格高騰をすると

本当は売れ筋ではない

サイズの大根を扱い

だします。

 

先週末は大きめの大根の

入荷が少ないことから

大きめが価格高騰

   ↓

大きめのサイズでは

安く売れないからと

小さめのサイズ価格が

売れ出し小さめの

サイズの大根が

高騰します。

 

人間考えることは大体

一緒です。

 

逆に相場が安い時は

小さめの大根は見向き

もされなくなります。

 

しかし、普段から

見向きもされないを

逆手に取って

安く仕入れて

激安販売なんてお店も

あります。

 

お客さんは少し小さいと

思いながらも安いので

満足します。

 

別の方法もあります、

 

他の相場的に安い別の

種類の野菜を安く

売って高い品物は

展示するように高値を

つける、

そうするとお店に来た

お客さんは安い品物を

見つけて今回作る

メニュー(献立)を考えて

“いい買い物をした”

と満足感を得る

 

今回は大根でしたが

他の野菜も大体、

理屈は一緒です。

 

まぁ、

安いモノ

安く売れるモノ

 

相談くだされば

答えますので

よろしくお願いします。

 

ではでは北海道、

札幌のカズでした。

 

追記しました。

野菜の処方箋の限界

こちも宜しくお願いします